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事故で首にダメージ、後遺症で手足のしびれが治らない時、どうするか? Vol.6

この記事では、

事故で転倒、それが原因で後縦靭帯骨化症が悪化、手足のしびれが治らない、どうしたらいいんだろう

そう思っている人に向けた記事です。

実は、何を隠そう私がいま、後縦靭帯骨化症に苦しんでいる本人なんです。ですので、同様の症状で苦しんでいる方も多いと思いますので、参考になるか分かりませんが、これから何回かに分けて、この病気についてブログをアップしていきます

今回は6回目です。

手術が終わった今

手術が無事終了し、3週間入院、そして既にそこから1ヶ月が過ぎました。退院してからは、すぐに仕事も再会しましたが、やはり術後の回復にかなり体力を奪われるのか、テレワーク後はくたくたで、ブログを書く気力がありませんでした。

少し体力も戻ってきたので、毎日とは行きませんが、少しずつブログを書いていきたいと思います。

いよいよ手術

手術前日の午前中に入院しました。その日は、麻酔科医との面談があり、麻酔の流れを説明頂きました、また、看護師からは術後につける装具の説明も。そして、シャワーを早めに浴びて就寝。いよいよ翌日朝一番で、手術をするための長めのパジャマに着替え、ベッドに載せられたまま、手術室へと向かいます。

コロナの影響もあり、妻は病室に来れませんでした。手術室に向かう途中、妻から頑張ってと、励ましの言葉をもらい、あっという間に手術室に。

手術室に着くと、数名の医師と看護師が待機しており、直ぐに麻酔が始まり、次に気がついた時は手術が終了していました。

気がついたのがICU病棟に移されたベッドの上でした。腕には数本の注射針が刺さっており、そして首から手術後の血液を抜くためのパイプが出ています。そして首に装具が付けられていました。

手術をした場所

今回、首と左の骨盤2箇所を手術しています。首は不思議と痛み無いのですが、骨盤はかなり痛かったです。首は下記の絵のように、首の左側から中央にむけて約10cm程度切りました。切った位置から顎にかけて、皮膚の痛みを感じる感覚が鈍くなっていました。そのため、痛みを感じなかったものと思います。

後縦靭帯骨化症の手術跡

骨盤は、下記の絵のように左側を外側から内側にかけて約7cm程度切りました。この位置は丁度、パンツ、パジャマのゴムがあたる位置でしたし、ほんの少し体の位置を動かしただけでも、激痛でした。そんなこともあり、今回の手術後に少し大きめのトランクスを買ってはいていました。肌触りもよく快適でした。

後縦靭帯骨化症の手術の跡

ICUで術後に辛かったこと

そして何よりも辛かったのが喉です。今回の手術では、食道と気管の位置を少し横にずらして、その後ろにある骨を加工、その後にそれらを戻して縫合しています。手術の影響で、腫れのせいか食道、気管が狭くなっていました。

タバコを吸っているわけではないのですが鼻が悪いせいか、なぜかたんが多くでて、そのせいで呼吸が苦しくなる時があり、ティッシュがすぐになくなるほど、たんをティッシュで取っていました。

仰向けにじっとしている限り、痛みはあまりなかったので、苦痛ではなかったのですが、たんのせいもあり、なかなか寝付けず、そこが一番苦しかったです。

ICUの看護師は本当によく働き、こまめにベッドまで来てくれ、細かく世話をしてくれます。そして、呼び出しボタンを押すと、本当にすぐに着てれます。ICUは急患なども多いせいか、24時間体勢で、そこで働くキビキビとしたサポートにかなり救われました

ICUで取っていた食事はゼリー食でした。まだ、この時点では、食道が腫れで塞がっていて、ゼリーしか喉を通りませんでした。

いよいよ一般病棟に

ICUで3日間過ごした後は一般病棟に移されました。一般病棟に移されてからは、とにかく日々のんびり、そしてできるだけ首を動かさないようにして、体の回復を待つと言う感じでした。

なので、朝昼晩に看護師から問診と検温、時々採血。定期的にレントゲン、リハビリルームまで行ってリハビリを行いましたが、それ以外は何もすることが無く、ベッドの上でテレビを見たり、iPad、携帯を見たりと、本当にのんびりと過ごしていました。その時に便利だったのが、iPadスタンドと充電器です。

入院生活で最初の頃辛かったのが食事と睡眠です。食堂が狭くなっていたこともあり、最初はジューサーで砕いたような柔らかい食べ物にゼリーを混ぜたような、流動食がでてましたが、これは美味しく無くて、かなり苦痛でした。段階を追って食事も、おかゆ、そしてご飯、おかずもそれに合わせて変化していくのですが、ふりかけマヨネーズ醤油にかなりお世話になり、なんとか必要なカロリーを食していました。

そして睡眠ですが、一般病棟に移ってから1週間位はやはりたんが出て、それが気道を塞ぎ苦しくなりなかなか寝付けず。また装具をつけたまま寝るのですが、それにもなかなか慣れず睡眠薬、安定剤をもらったり、装具をずっと付けっぱなしだと肩が凝って眠れず湿布をもらったり。首、骨盤の術後の後が痛く感じる時もあり、そういう時はアイスノンのようなものをもらったりと、まぁいろいろ大変でした。

一般病棟に移ってからは、歩行器を使って病院内を移動していましたが、術後2週間が経った頃から、歩行器が無くても歩けるようになってきましたので、歩く練習もかねて、日々病院内のコンビニまで歩くようにしていました。

最後の1週間は、椅子に座って過ごせるになってきたので、1日に数時間は今後やりたいことなどを、日記に記述するなどして過ごしていました

いよいよ退院

退院してからも、首の装具は24時間つけっぱなしです。病院では、首に負担をかけないように3つの枕を使っていました。自宅に帰ってからも同じような状態を作るため、蕎麦殻枕を2購入し、中央にタオル、両サイドに蕎麦殻枕を置くようにしています。

それと、首の傷を目立たないようにするため、退院する最終日に先生に勧められたマイクロポアテープをつけるようにしています。手術痕は次第に回復していきますが、動きのあるところは、回復過程でどうしても皮膚が伸びてしまい、傷口が目立つようになってしまうようです。それを防ぐためにこのテープをずっと貼っておくことで、傷口が開かず、治ってからも目立たなくなる効果があるそうです。

調べてみると、マイクロポア以外にも、アトレスケアアトファインなどいくつか似たような商品があります。全て購入して試してみたのですが、剥がす時が少し大変なのですが、私はマイクロポアが一番あっていました。何よりもいいのは、骨盤の手術痕が擦れて痛いのですが、このテープ結構強力なので剥がれずらく、傷口を保護してくれ痛みが軽減するので、おすすめです。

基本的に、私の場合1〜2週間貼りっぱなしです。骨盤のあたりが自然に剥がれてくるので、そしたら交換しています。

今日で約3ヶ月が過ぎます。先日退院してから1ヶ月後の検診、順調に回復しているが、骨が一体化するまでは6ヶ月程度かかるとのこと、装具も少しずつ外していいが、首を大きく動かすことはしないようにとのことでした。

ここまで順調にきていますので、大事にしていきたいと思っています。

それでは、新しい人生を切り拓くために、一緒に勇気をもって一歩踏み出しましょう!

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