注目キーワード
  1. マネジメント
  2. 営業
  3. 学ぶ

事故で首にダメージ、後遺症で手足のしびれが治らない時、どうするか? Vol.5

この記事では、

事故で転倒、それが原因で後縦靭帯骨化症が悪化、手足のしびれが治らない、どうしたらいいんだろう

そう思っている人に向けた記事です。

実は、何を隠そう私がいま、後縦靭帯骨化症に苦しんでいる本人なんです。ですので、同様の症状で苦しんでいる方も多いと思いますので、参考になるか分かりませんが、これから何回かに分けて、この病気についてブログをアップしていきます

今回は5回目です。

造影検査の結果

コロナ禍にもかかわらず、テレワークによる仕事に忙殺され、ブログ更新がおざなりになってしまいました。

前回、検査入院をしましたが、その検査結果確認の診察を2週間後に行いました造影検査により、私の後縦靭帯骨化症の状況をより鮮明に理解することができました。これまでMRI、CTなどである程度は見えていましたが、改めて目にすると、「あー、僕の脊髄こんなに潰れていて、こりゃ、だめだ」そう思いました。

輪切りにした首の骨の断面図では、私の脊髄は、後縦靭帯にかなり圧迫され、通常の大きさの半分以下になっている部分が数箇所あることがはっきりとわかりました。これじゃ、この部分の脊髄につながっている神経系統である左手、左足などの感覚、並び操作に影響があるのもしょうがないわけです。

4度のセカオピ、ネットなどでの調査などにより、ある程度は手術に対する心構えはできつつはあるものの、こうした客観的な事実を突き付けられると、動揺します。

そして、担当いただいている先生と手術日を決め、さらにその前の手術の説明会日程を決めました。このブログを書いているのは、手術の説明会を終えた後です。

手術の説明ミーティング

先生は、本当に親切な方で、私が自分から手術をする覚悟をするまで辛抱強く向き合ってくれました。今回の手術は大手術であり、本人の納得感が非常に大切だということを良くわかっているようで、無理強い一切しませんし、不明点など懇切丁寧に説明をしてくれます。

説明では、私の場合、後縦靭帯が頸椎のC3-6にまたがって存在しており、これが左上肢、並びに下肢の症状と原因になっており、手術により神経を圧迫しているものを取り除き頸椎を安定させるため固定する、というものでした。いわゆる、「頸椎前方除圧固定術」と言われているものです。

手術の目的、並びに概略、そして手術の問題点、合弁症にについて説明を頂きました。手術はおおよそ5時間程度を予定しています。

手術の概要

手術の概要は、予想通りです。

  • 全身麻酔後仰向けで手術をスタート
  • 首のシワに沿って横に皮膚を切る。シワにそることで、術後目立たなくなるそうです。
  • 食堂、気管を横に少しずらし、頸椎を見えるようにします。これらの手術は顕微鏡を用いて行うそうです。
  • 頸椎を見えるようにしてから削り、穴を開け、後縦靭帯、椎間板、骨棘を切除します。
  • 左腸骨より、首の穴を埋めるための骨を採骨し、首の穴に挿入し、C3-6を安定化するための金属製テンプレートをビス留めする
  • ドレーンという血抜きの管を入れて、切った皮膚を縫合する
  • 術後はそのままICUに運ばれ、そこで数日過ごし血がたまらなくなったことを確認して、ドレーンを抜きます。
  • ドレーンを抜いてから、起立、歩行が可能とのことです。
  • そして、首が動かないようにする装具を数ヵ月間装着します。

手術に対する想い

USのYoutubeのリアルな手術ビデオを何度も見ているので、想像通りなんですが、これをいざ自分の首にやるのかと思うと、ゾッとします前方除圧固定術の方が、後縦靭帯骨化症の場合、筋肉に与えるダメージが少ない、そして何よりも効果が高いことが私なりに納得できたこともあり、今回、前方にしたのですが、装具を長期間付けなければならない点が不満です。それ以外にも、術後の手術箇所の経年劣化など、いろいろと心配はもちろんあります。

いよいよ手術

ただし、手術しない限り回復する可能性は無いので、しょうがないのですが、恐怖感は募るばかりです。このような手術を行うために必要なことは、先生との信頼関係以外にはないと感じています。

そして、いよいよ手術は今週となりました。術後、落ち着くまでは、ブログを更新することもありませんが、またブログが書けるようになったら、更新したいと思います

続く

最新情報をチェックしよう!