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ワンランク上を行く、リモートワークで営業成績をあげるビデオ会議術(道具編)

リモートワーク で、他の営業に差をつけ、営業成績をあげるにはどうしたらいいのだろうか?

そんなふうに思っている法人営業担当者に向けた記事です。

外資系の大手IT企業を含め、法人営業に20年以上携わり、日々リモートワーク をする中で、他の営業との差別化をはかり、営業成績をあげることにつながるティップスをお教えしましょう

ビデオ会議で一番残念に思うこと

日々リモートワークで、見込み客、既存客、取引先などさまざまな人とビデオ会議をしますが、

その際に、一番残念に思うことは、それはその人本人のことよりも、その人の家の背景ということが多いです。

こんなことがありました。普段、オフィスでお会いして、身なりもきちんとしていて、素敵な人だなと感じていた人とビデオ会議をした時のことです。

その人の背景が自宅の本棚だったんですが、ぐちゃぐちゃで、その人との話よりもその背景が気になって、話の内容よりも背景がいまだに印象に残っています。

Zoom、Teamsでバーチャル背景などもあるので、そちらでもいいのですが、ちょっとした手違いで背景が映ることもありますよね。また、その人の家の印象でその人自体の評価も大きく変わってくると思います。

これを防ぐには、時間のある時にZoom を立ち上げ、一人で新規ミーティングを開始して、カメラに映る自分の部屋を良くみて、画面に映る映像を見ながら、部屋の掃除、模様替えをすることを強くお勧めします。

本棚だったら、できるだけキレイに並べるだけでも、全然印象が異なります。また、背景用の布なども安価で売っているので、整理するのが難しい場合は、そうしたものを利用するのもありだと思います。

意外に気にしていない音声

次に音声です。Zoom, Teamsなどを通じて、どのように自分の声が相手に伝わっているかを確認することがあまり無いのでしょうがないのかもしれませんが、意外に音声が悪いことが多く、聞いている方は気になります

マイクから少し距離があって声が小さい部屋の中の余計な音が入る、Airpod など耳に装着するタイプのマイクは少し声が遠い、Bluetooth マイクの場合で接続状態が悪く雑音が入る、窓の外の道路などの環境音が入るキーボードのカタカタ音が入る、などなどビデオ会議中、はっきり聞こえないケース結構あります

その度に、「すみません、もう一度お願いします」と、言うこともしばしばあります。

こうしたことを避けるために、単一指向性のコンデンサーマイクを試してみることを強くお勧めします。単一指向性のマイクは、正面の音をよく拾って回りは拾わないという指向性です。最近は、リモートワーク 需要があるのか、アマゾン、楽天などで中華製のもの格安で販売しています。私も試しに以下の格安マイクをとりあえず購入して使ってみてますが、意外に使えます。

実際には、以下の様なマイクスタンドポップガードネットと組み合わせて使っています。

Youtubeなどで、実際に単一指向性コンデンサーマイクと他のマイクで、どの程度音に違いがあるかを説明している動画がいくつもありますので、そちらも検索して参考にしてみてください。

やっぱり、自分の映像が大切

そして、最後になりますが、自分の映像です。パソコンの内蔵カメラから映る映像に満足していますか?

家にあったデジタル一眼レフカメラ+単焦点レンズをパソコンにつないで、Zoom越しに見てみたら、内蔵カメラには戻れませんでした。色合い、ボカし具合など、全く比べものになりませんでした。

デジタル一眼レフ+単焦点レンズで映した映像の方が、明らかに印象が良いです。本人のビジュアルももちろんありますが、それよりもきれいな映像の方が絶対にいいです。

デジタル一眼レフからパソコンにつなぐためには少し手間がかかります。まず、カメラにHDMIの端子(ミニHDMI端子があることが多いです)があること、そして、そのままパソコンにはつながらないのでキャプチャーボードが必要になります。以下のようなものです。

デジカメを固定するのに、ミニ三脚でもいいのですが、私は部屋にあった無印良品の棚にクリップ式の固定具をつけてカメラを固定しています。

そして、さらに大切なことは、デジタル一眼レフが、クリーンHDMI出力に対応しているかということです。何も設定せずにパソコンにつなぐと、デジカメのモニター画面がそのままでZoomに流れます。ピント、露出、距離、バッテリー残量などの表示も一緒に表示されてしまいます。クリーンHDMI出力に対応しているデジタル一眼レフだと、この表示をオフにできます。

どの機種が対応しているのかをまとめたAmpiTaさんのブログがありましたので、参考までに貼っておきます。HDMIクリーン出力するカメラを探す

デジカメのバッテリー切れを防ぐために、バッテリーの変わりに常時電源にカメラをつなぐ、DCカプラーというものがあります。こちらは機種別に検索して購入してください。私が購入したものを参考までに貼っておきます。

どうでしょうか、ここまで気を使ってビデオ会議に参加する場合と、何も気にしない、もしくは多少気にしている場合などと比較して、相手に対する印象はどう違うと思いますか

ちょっとしたことの積み重ねなのですが、普段会えないお客様、取引先の方々への配慮をするため、こうした道具をそろえて、ビデオ会議に参加してみてはいかがでしょうか?

今回はワンランク上を行く、リモートワーク で営業成績をあげるビデオ会議術(道具編)について書かせて頂きました。

それでは、新しい人生を切り拓くために、一緒に勇気をもって一歩踏み出しましょう!

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