注目キーワード
  1. マネジメント
  2. 営業
  3. 学ぶ

素晴らしいマネージャーになるためのティップス「人の間違いを許す」

「部下のマネジメントに行き詰まっていて、うまくチームをまとめることができない、どうしたらいいだろうか?」

そんなふうに思っているマネージメント経験の浅い人に向けた記事です。

外資系の大手IT企業を含め、法人営業に20年以上携わり、高いを成果を上げてきた私が思うマネジメントのティップスをお教えしましょう。

部下の凡ミス

ええっ、まじで、、、そんなこと、やっちゃったの?あらら、、、」Oh my god!!!!!

自分の部下、やらかすことも多いですよねぇ。あなたは、そんな時どうしますか?

私は若い頃、自分の部下がちゃんと仕事してくれない時、いつも腹を立てていました。

私の心の中の声はこんな感じでした。「まじかよ💢、ちゃんと確認して仕事してんのかよ😡」「再確認したら、それくらいわかるだろ💢」「ちゃんと考えて仕事してんのか👊」「こいつこの仕事に向いてないんじゃないの?仕事変えたほうがいいんじゃない😤」などなど。

ただ、私の心の中の声をさすがに直接伝える訳にもいかないので、イライラを押さえつつ、言葉を選んで「えっ、間違えたのー?、しょうがないなー、じゃ、俺がやるから、いいよ」と言って、部下の仕事を被って仕事をしてあげていました

でも、一方で、上司とか仲間うちのマネージャーには、「あいつこんなことががあってさー、もうやってられない。なんで俺がいつも尻拭いしないといけないんだー」と愚痴っていました

People make a mistake

そんな時、私の当時の外人の上司とミーティングをして私の悩みを相談していた時のことです、部下のトラブルを愚痴っていたら、you know, “People make a mistake” つまり、「人は間違いをする生き物なんだよー、そんなに責めてどうするの?」ということをアドバイスしてくれました。

この“People make a mistake”という言葉、結構、僕の中では腹に落ちました。たしかに、人は間違いするし、それを責めてその尻拭いをすることって、部下にとっても僕にとってもよくないなーと、ふと気づきました

間違えながら人は成長する

僕もそうですが、人って間違えながら成長するもの。見よう見まねでやってみて、すぐにうまく行く奴はほとんどいない訳で、だいたい失敗する。それを一々責めて、リカバリのチャンスも奪っていたら、そいつも成長しないし、マネージャーも成長しない。

やり方教えて、やらせてみて、失敗させて、どこが間違ったのかを考えて修正させる。この繰り返しの中で人は成長すると思います。簡単なことだけど、実際に自分がプレーヤーからマネージャーになって気がつくことの1つだと思います。

できる人だと余計にそこに気がつくことが難しいですね。自分は簡単できる訳で、それができないことが理解できないことも多かったりします。

でも、そんなことやっていると部下はついてこないでしょうね。ついてきたとしても、成長しないでしょう

部下を育てるコツ

繰り返しになりますが、部下を育てるコツは、どんどん部下にいろいろな仕事をやらせて、失敗させて、その中から仕事を覚えてもらう失敗した時の尻拭いはマネージャーがする

そして、その時は、部下を責めるのではなく、一緒にどうしてうまくいかなかったかを考えアドバイスする

そして、失敗した時でも、部下の何かいい部分を見つけて、そこを思いっきり持ち上げて、お前には「・・・・・ないい部分もある、それはだれにも負けない。俺の若い頃だってそんなもの持っていなかった。今の失敗はたいしたことないよ。大丈夫できるから。。」そうやって励ましてあげることも大切でしょう。

マネージャーとしての器を大きくする

部下に思い切って任せて仕事をさせることって、意外に難しい。マネージャーとしては自分でやったほうが早いし、うまくいく場合も多いので、自分でやりたがるのですが、そこはグッと堪えて、部下にやらせる、その忍耐力がマネージャー自身を育てることになります。

マネージャーが、部下に適切に指示をして、任せる、成り行きを見守りつつ、適切にフォローして、仕事を完遂させる人によって、このさじ加減、微妙に変えつつうまくできるようになると、マネージャーとして一段上にいけると思います。

“People make a mistake” 人は間違いを犯す、だから「許す」、それはその人にチャンスを与え、その人を鍛え、そして自分を鍛えること。

本当に簡単な、シンプルなフレーズですが、心に刺さりました。この言葉、今でも人をマネージする際の基本的なプリンシパルの1つになっています。

今回はワンランク上をいくマネージャーのティップスについて説明しました。

それでは、新しい人生を切り拓くために、一緒に勇気をもって一歩踏み出しましょう!

最新情報をチェックしよう!