この記事では、
「コロナウィルスが蔓延し、社会が疲弊していくなかで、世の中に役に立つことって、どう考えたらいいの?」
そんな疑問を持っている前向きな方に向けた記事です。
私が今考えていることをシェアさせていただきます。
1.現在進行系の仕事の仕方の変化を理解する
コロナウィルスが蔓延する社会とは、今までの社会とは随分と異なる社会になります。それが今、まさに現在進行形で様々なところで起きています。
そして、その結果世の中は激変し、仕事が無くなっていく方も大勢出てくると思います。
2.どの会社、製品などのニーズが盛り上がっているかを見る。
でも、その一方で、ビジネスがこれまで以上に好調になっている会社も多数あるのも事実です。私も在宅勤務が多くなってから使っているTeamsです。マイクロソフトは、Teamsの引き合いで大忙しだと思いますし、同様にSlack、ビデオ会議のZoomも好調だと思います。Skackでは全世界で250万人の利用者が増加したそうです。
3.ニーズの影にある困っていることを理解する
世の中には、様々なところにニーズがあります。ニーズ、つまり困っていることです。
今は在宅勤務が当たり前になってきています。
そうすると人々は在宅で一人で仕事をしながら、且つ会社と言う組織で仕事をしなければなりません。この組織で在宅で仕事をするという部分、多くの会社、そしてそこで働く人が困っています。
4.どんな仕組みがそうした課題を解決しているか?
ここにチャット、ビデオコール、掲示板など、グループで仕事をするツールがこれまで以上に必須になってきています。
今までは、nice to have、あれば便利だけど無くても仕事ができると言うところから、今はなければ仕事ができないと言う状況になってきています。
こうしたツールの有る無しで在宅勤務で仕事をする生産性がかなり変わって来ます。
実際、私の自宅のパソコンの画面上では、Teamsが常に開いていて、多くの人からチャットが随時入ってきます。そして、チャットで話始めてすぐに、そのままコールをして、話し始めます。
これは日本だけでなく、世界中の社員と同様の状況になっていますし、お客様でもTeamsを使っているところとは同様に、会議召集をTeamsで行い、頻繁に会議を始めています。
また、Youtube liveを使って、外部の人向けにセミナーを開催。
さらに社内ではビデオカメラをオンにしての会議が増えてきており、Teamsは4名までしかビデオチャットできないので、大勢で参加する場合は、Zoomを使い始めています。
5. それ以外の部分で困っていることは?
それ以外で困っていることと言えば、正確な情報の入手です。テレビがもちろん重要な情報入手経路になるのですが、それ以外にも今まで以上にYoutubeによる情報入手が重要になってきています。
テレビは、特定の時間にしかニュース番組をやらない。そして出てくるおなじみのコメンテーターによる愚問が多いため、正確な情報が得られにくいと考えます。
6.そうした情報入手の多様性を加速するツール
その点、情報の正確性には注意が必要ですが、Youtubeでは、世界中の個人個人が情報を発信しているので、世界の動きを理解するには非常にやくに立ちます。
また、これまでAbema TVを見ることはなかったのですが、パソコンの前にいることが多くなったこともあり、情報入手、暇つぶしで、Abema TVも便利だなと思うようになりました。
7.そこから得られることは、
こうしたことから考えることは、社会が急速に変化する中で、世の中のニーズが爆速で変化している。
そのニーズを発見し、そのニーズを解決するようなアイデアと実行力があれば、この厳しい時代においても、生き延びることはできるということです。
ただ、その中で、これまでのビジネスモデル、製品、ソリューションなどを堅持しようとすると、この急速な変化に対応できないことから、息絶えてしまう可能性が非常に高いと思います。
しかも、変化スピードが、これで経験したことがないほどのスピードで起きているため、息絶えるまでの時間的な猶予がほとんどない可能性も高いのです。
テレビでは、開店休業となっているところが多いのは事実ですが、ここはしたたかに世の中の変化を見て、感じて、素早く何かやってみることが大切です。
レストランに人が来なくなった、なら、とにかくデリバリーにシフトする。ただ、シフトするだけでなく、都市部から住宅街に人口が移っているので、住宅街でデリバリーをする。
など、今起きていることを見て、それに合わせて、柔軟な発送で対応すること、今、誰が何に困っているのか?それを見つけて、そこにビジネスを仕掛ける、そうしたことが重要だと考えます。