この記事では、
「新型肺炎の感染が広がる中、もし感染者がでたら、どのように対応していいのか?」
そこを一緒に考えていきたいと思います。
1.感染リスクが増大した新型肺炎
都内で新たに17人の感染者が確認され、東京の合計感染者数が171名になっりました。
全国各地においても感染経路がはっきりしない新型肺炎の感染が増えてきました。そこで感じるのは、新型肺炎は喫緊の問題になったということ。
2.問われる企業の対応方法
つまり、一緒に働いている同僚がいつ感染してもおかしくない状況です。
社員が感染した場合、どのような対処するのか?これは出てからでは遅く、できればガイドラインを作成しておき、発生した場合にはそのガイドラインに沿って動くことが重要です。
では、ガイドラインを作成するあたり、何を気をつけたらいいでしょうか?
3.新型肺炎に感染した場合の想定されるガイドライン例
新型肺炎患者が発生を防ぐ、また発生した場合の簡単なガイドライン例を考えてみました。
1. 出勤、退社時刻:フレックスを活用して満員電車での通勤を避け通勤する。通勤時はマスク着用を徹底、手洗いを徹底する。
2.熱がある場合:出社前体温測定を実施する。熱がある場合(37.5度以上)は、出社を控え、在宅勤務とし、速やかに病院でチェックを受ける。
尚、37.5度以上が4日以上続き、咳がでるなどの症状が出た場合は、新型肺炎が疑われるので、詳しくは、感染の目安を参考に、「帰国者・接触者電話相談センター」に連絡の上、指定医療機でコロナウィルスの検査を受ける。
4.社員、家族に感染者が出た場合:
- 感染した場合は、責任者までまず一報する
- 感染者が発生した当日:全員一旦自宅待機にする
- 所定の機関に連絡:オフィスがある地域の「帰国者・接触者電話相談センター」もしくは保健所に相談する
- 保健所によるオフィス内の消毒、清掃を実施してもらう
- 感染発症者の発症前2週間程度の行動を確認する
- 感染発症者にヒアリングを行い、濃厚接触者の特定する
- 該当者を14日程度の出社禁止とする
- 関係者(ビルオーナー、取引先など)する
5.情報に敏感になる
上記だけでは十分ではないと思いますが、まずは、こうしたガイドラインを作成いて、社員に展開することが重要です。
そして、情報に敏感になることも重要だと思います。コロナウィルスは日々状況が変化しています。昨日までは大丈夫だと思っていても、突然状況が変化し、その対応に右往左往しかねません。
その為、常日頃から正しい情報をキャッチするため、情報網を張り巡らせておくことも重要です。ネットからの情報だけでなく、私は良くタクシーの運転手さんに、色々と情報を聞いたりしています。
以下、参考になりそうなリンクを貼っておきます。
新型コロナウィルス感染者数の推移(日本)
企業向け新型コロナウィルスに関するQ&A
新型コロナウィルス相談、受診の目安
企業が今すぐ取り掛かるべきポイントとチェックリスト
首相官邸の対策室の情報
厚労省のコロナウィルスに関する情報
経産省コロナウィルスに関する情報
外務省コロナウィルス発生状況
正しい手洗いの動画